ワルキューレの騎行

わたしのためのわたしによりわたしのブログ

予定日超過の出産

 

 

 

あぁ…どうも、ワルキューレです

今回は促進剤とか帝王切開とか、あれです

 

私のお産のお話しようかな、です

 

私は42w2dで予定帝王切開になりました

 

謎の原因で予定日を16日超過して過期産となり

児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう)と診断

 

41wの頃に、8日間誘発入院もしました

誘発・促進剤やら人口子宮拡張やら

微弱陣痛は来るものの胎児が降りてこず

頑張ったんですけどお産には繋がりませんでした

点滴の日々で気力も正直、限界でした

 

この促進剤、いつまでだろう

痛いのに…どうして、と

終わりが見えずでした

 

見えていたのはお腹の中で元気に動き回る娘ちゃん

とっても元気にすくすくと育ってて

 

 

予定帝王切開にしよう!って心から決められなかった

私は出来れば経膣分娩が良かった

自然なお産がしたかった

お腹の中で苦しい思いを8日間させてたんだ

って今でも少し悔いが残ってる

 

強制的に促進剤を投与してお腹を張らせて

まだまだお腹にいる!ってしてるのに

 

まあ、仕方がないというか

ベビがのんびりというかマイペースだったのかな

 

経膣分娩でも帝王切開でも、私が娘に与える愛は

なーーーーんにも変わりませんけどね

だーーーーいすきです。

 

私は頑張ったし、ベビも頑張った

 

 

誘発入院は錠剤から始まり

点滴に変わり子宮を人工的に開かせる棒を入れたり

病院内をペタペタと歩き回ったり

スクワットしたり足湯をしたり

助産師さん達もたくさん協力してくれました

 

帝王切開は前日の晩から絶飲食

当日はもう恐怖と楽しみとやっと終わるのトリプル

麻酔が私の場合、背骨との隙間が狭かったようで

めちゃくちゃ失敗され結局カテーテルじゃなくて

普通の下半身麻酔、40分で済む麻酔が1時間半かかった

そこからあれよあれよで娘が誕生

 

出血量が多かったみたいで施術中、顔が白くなり

気分が悪くなってフワフワ、あれれ…

隣にいた助産師さんに伝えると何やら点滴を増やされる

 

施術も終わり服も着せられベッドに寝かされ

そのまま手術室から運び出され

旦那と実母が待っててくれた

旦那は「よく頑張ったね〜」と言ってくれた

私は泣いた

ボロボロと出る涙を助産師さんが拭ってくれた

 

その晩、きました

傷跡と後陣痛

 

もう嫌だ、痛すぎる

痛み止めが効かない

 

あぁ…

 

けど出産初日から母子同室

隣でなくベビ、起き上がれない体

ナースコールで助産師さんを呼ぶ

隣にベビを寝かせてもらう

管だらけの体や腕でベビを抱き抱える

迫り来る後陣痛、傷の痛み

死ぬかと思った

 

そこで事件は起こった

 

助産師さんが子宮の戻りを診るために

お腹の傷に置いてあるアイスノンを

持ち上げて、子宮をグリグリ押す

激痛で悶える

 

私「いたーーーい!!!」

助産師さん「ごめんねーー!!!」

 

一通り、押されてアイスノンをお腹の上に戻す…

その時、持ってたアイスノン…手が滑り…

私の帝王切開した傷口の上に ボスンッ

 

ぎぇぇぇええええええええええ!!!!

 

あれは忘れない、忘れられない

 

私にはアイスノンが落ちてくる瞬間が

スロー再生で見えてた

 

(あっ、落ちて…くる…あっっ…)

 

忘れない

 

帝王切開当日の晩を乗り越えたら

きっと痛いのは大丈夫

次の日から歩かないといけないけどね

まあ、ずーーっとベッドより、痛いけど歩く方が

私は楽しかったし、寝てる状態で見るベビより

立って全部の視界と眼球で早くベビを見たかった

 

あー、出産ってどんな形でもしんどいよ

どれが痛いとか辛いとか大変とか無いよ

全部すごいよ、大変だよ、痛いよ

みんなどれだけでも一緒だよ

 

私は予定日超過でも誘発入院でも

予定帝王切開でもなんでも

今回のお産はとてもいい経験だった

して良かった経験だった

 

スピード安産でも、長時間難産でも

私はお産をしたことに意味があると思う

 

今だから言えるんだけどね

 

何であれ、可愛いよ、我が子は、とくに。

我が子、産まれてからすっごく笑ってくれるよ

美味しそうにお乳飲むよ、ミルクも飲むよ

いっぱいウンチしていっぱい声を出すよ

 

しあわせのかたまりだよ

 

私のお産は良い経験

なくてはならない経験だった

 

おしまい です